すぐに実践!カンタン陳列ワザ!キーワードは「くり返し」

商品をより魅力的に演出するためのディスプレイや陳列手法には、数えきれないほどのテクニックが存在します。その中でも、明日からでも試せる、簡単、陳列ワザ「リピテーション(くり返し)」を今回ご紹介します!

商品を売り場で目立たせるためには?

ラウンダーが巡回しているスーパーやコンビニ、量販店の売り場は、多くの商品で埋め尽くされています。新商品やロングセラー商品は、お客様にも見やすく、手に取りやすい場所に陳列されていて、このような売り場の中で自社商品を目立たせるためにはどうしたら良いのでしょうか?
このような場合、一度お客様目線で考えてみることが大切になります。目に入ってくる様々な商品が陳列されている中で、一番大きな面積を占められているかどうかが、来店したお客様に商品を手に取って、購入していただけるかどうかに繋がってきます。

 

「リピテーション(くり返し)」という陳列ワザ

リピテーションとは、陳列棚や平置き場に、繰り返し同じ商品を並べることで、単品だった商品を一つのカタマリとして見せ、目に入ってくる中での面積を増やすテクニックです。
売り場のディスプレイに熱心な欧米では、商品を目立たせるために、『形やサイズ・色などが、同じ商品をくり返し並べる』というワザが陳列の基本として最も知られています。
その名も「リピテーション(くり返し)」!
リピテーション(くり返し)は、『同じ種類・同じ形』の商品を、『等間隔』で、くり返して置く方法です。『同じ種類・同じ形』であれば、サイズや色・柄が違ってもOKです。この条件が揃っていれば、どんな商品にも置き換えることは可能になります。

 

 

陳列できる商品の種類と注目率

単一の商品だけでリピテーション陳列をつくると、お客様から見える面が大きくなるため、より注目を集められる売り場になります。その反面、陳列できる商品の種類は少なくなってしまいます。
逆に、違う形や色、サイズをつかってリピテーション陳列をつくった場合、お客様には商品のバリエーションを見せることはできますが、売り場自体の注目率は下がります。
といっても、商品数や形状のバリエーションが豊富な商品には、リピテーションが向かないということではありません。工夫もなくバラバラと並べられているよりも、はるかに存在感を演出することができ、高い注目を得られることができます。

 

 

まとめ

数ある陳列ワザの中でも、このリピテーション(くり返し)は簡単に短時間で実践することができます。また、即効性も高く、かなりオススメの陳列ワザです。アパレルや百貨店などの一部の方のみのノウハウではなく、日用雑貨・家具・インテリアなど、その他様々な商品への置き換えや、ドラッグストアなどの売り場での活用も可能です。例えばドラッグストアなどの限られたスペースでも同じ商品を2回くり返して陳列するだけで、お客様の目に入ってくる面積は大きくなり、リピテーションとしての効果は発揮されます!一目見てメーカーや商品のことを理解してもらえるような、またお客様にとって心地の良い、何度でも足を運びたくなるような売り場作りを目指していきたいですね。

FMSではこういった裏ワザもレクチャーしています。
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